7月29日(木)の通常の講義の後、補講を1コマ17:50まで行い、今期のベイジアンネットワークの講義が終了した。講義というのは、何度やっても改善の余地はある。十分な反省をした上で、来期に望みたい。
7月29日は、確率的推論に関する話題である。NP完全性に関する基礎理論についても説明した。問題に固有の計算的複雑さを評価することは、情報科学では必須であるといえる。
講義が終わってから、部屋で鍋を囲って学生たちと歓談した。自宅の冷蔵庫であまっていた肉を大量にもってきて、大学の部屋で鍋につけてみたら、神戸牛のしゃぶしゃぶであった(学生にはもったいなかったかもしれない)。卒業生のChandi君、基礎工の狩野研の持田君が都合がつかず(惜しいことをしたと思う)、逆に講義でしか付き合いのない学生から、講義に関する意見を聞くことができた(M1の下村君、酒井君、平岡君、基礎工の黒木先生の学生のM2渡辺君)。
ベイジアンネットワーク 第12回: 第4章確率的推論 4.1 確率分布の計算 (2010年7月29日)