阪大生80名が解いた、Lassoの演習問題129問 (2018年前期)

投稿者: | 2018年9月2日


2018年前期に、統計解析という大学院生・学部生向けの講義で、スパース推定(Lasso)を扱いました。 Trevor Hastie, Robert Tibshirani, Martin Wainwright, ”Statistical Learning with Sparsity:  The Lasso and Generalizations”という書籍を2017年後期に学生と読んでみて、専門の研究者でないと読破はむずかしいと思いました。悔しかったので、解けばそのテキストの内容を理解できるような演習問題を用意し、2018年の前期の講義を迎えました。座学で講義をしても寝る学生が多い昨今で、私は自分で作成したビデオを配布し、それを見た前提で講義の時間は、演習問題を解かせました。簡単なRのプログラミング、数式の証明などです。

問題は129問にもおよびました。今回は、講義の人気が高く、大学院だけで89名の登録がありました。全問の提出は難しかったと思いますが、75名が単位を取得し(この他学部が5名)、そのうちの半数以上が100点の成績(100問以上の提出)になりました。見ていただければわかりますが、やさしい問題はほとんどありません。これらの問題で100問解くと、充実感があったはずです。
下記が読みにくい場合は、ここをクリックしてください。

[pdf-embedder url=”http://joe.bayesnet.org/wp-content/uploads/2018/09/bdb88bb3bacf2fc771d2b0003f40f2ec.pdf” title=”全問題”]